-死ンダライイ-
やっと風邪がおさまってきたわ……
まだ、物を飲み込むと
焼けたような感触があってムカムカするけど、
たぶん、大丈夫。
…………昔、さんざん悩んで、いちど決着したと思って、
いま、また最近、けっこう本気でなやむことがあるけど……
私って、何?
私って、いったいどういう存在?
なんの意味があって、この世界にいるの?
本気でわからなくなる。
私、前は人間殺しになろうと思ってたの。
これはほんとうに。
ただし、そのへんの巷で踊ってるような、
雑魚の犯罪者のような存在じゃないわ。
世界にいる60億匹の人間を
全員、鏖殺しにしてやりたかったの。
すくなくとも、
この国に住んでる1億2000ちょっとくらいの
人間はみんな死ねばいいと思ってた。
偽善と欺瞞で埋まった、
排泄物の腐敗したような種族に
本気で嫌気がさしていたから。
……でも、けっきょくあきらめた。
そんなやつらを*すのに、
時間なんてかけたくなかったから、
だいたい三日くらいで絶滅させたいと思ったのだけど、
日本人を三日で滅ぼすとして一日4000万人強。
秒にして約500人くらいを一度に葬らなきゃいけないわけでしょう?
しかも不眠不休で、恒常的に。
これはもう、地殻?とかをへし折って、
陸地ごと全部海に沈めた方が早いと思ったのだけど、
そうしたら、他の動物とかも死んじゃうじゃない?
…………ネコとか。
細菌とか微生物とかは大嫌いだから、毒物かなとも思ったけど、
人間だけ器用に*してくれる毒は、
結局見つからなかった。
だから、あきらめたの。
それも過去の話だわ。
いまは、すこしは人間も、生きていていいのではないかと
思えるようになってきた。
ばかとかヘンタイとかだけど、
それでも、いままで見てきた奴より、全然マシなのがいるから。
だから、最近、私は自分で言うのも変だけど、
ずいぶん、…………になったと思う……………………
このmabinogiのunchainに入ってからは特に。
私なんかが役に立てる。
それがうれしい気がする。
普段なら死んだって言わないけど、ずっとそう思ってる。
絶対に────他の人間どもには絶対に思わないのに、
なぜか、ここでだけはそう思う。
なぜかなんてどうでもいい。
それでいいと思ってる。
あの場所のためなら、どんなことでもしようと思う。
……けれど、ときどき、
どうしても我慢できなくなりそうになる。
電車で私の頭にひじを落としてきて、鼻で笑った男。
歩道のはしっこあるいてる私に買い物袋当てて、罵声を飛ばした女。
雨の日に減速もしないで水たまりから私に泥水かけた車。
犬が吠えかかってきて転んだ私を笑って眺めていた老人。
買物の列で一品しか持ってない私の前に入り込んできた奴ら。
……昨日食べた物がなにかも忘れてしまうかもしれない私なのに、
どうしてこいつらだけは忘れないんだろう。
お茶を飲んでる時。
お菓子を食んでる時。
この**どもの顔が、服装が、番号板が浮かび上がる。
なんの前触れもなく。
まるで頭痛みたいに。
エリンにいるときだってそう。
そいつらは、はた目には善良なんだ。
できの悪い児童書のような、わかりやすい“敵”じゃない。
でも、私が*すには、それで十分。
*したい。*べきだ。*シテヤル。
そうやって何かがずっと訴える。
……でも、そうすることは、
この場所を傷つける。
それはいけないことだと教わった。
私もそう思っている。
けれどずぅっとひっかかってる。
腐った臭いが、鼻の奥にずぅっと残ってる……
穢らわしいモノどもと、同じ臭い。
下水の濁った汚物の臭い。
私はどっちなのか、わからなくなる。
私はここにいたい。
でも、なにかが拒否してる。
わからない……
ワカラナイ……?
最初のモノを*ったときから、
割り切ったつもりだったのに…………
……もう、なにを書いてるのかわからなくなってきたわ。
けっきょく、私はなんなの?
時々、どうしても、***いてはいけない気がする。
どんなことをしても、この場所を守リタイナラ────
──誰モ*サナイナラ、
今度ハ オマエガ、死死死ンダライイ──
……また、馬鹿な声が聞こえる気がする……
もう寝る…………
2008年12月4日木曜日
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